手首の怪我が多いのは転倒時やバランスを崩したときなどで、不意に手を付いた時に起こりやすいです。手で体を支えようとする為、大きな負荷が一気にかかって怪我をしてしまいます。捻挫や脱臼はもちろん骨折してしまうケースもあります。
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手を付いた時に起こる骨折の大半は橈骨遠位端(とうこつえんいたん)骨折です。手首は橈骨と尺骨という二本の骨で構成されています。橈骨は親指側に沿っている骨ですが、手を付いた時はこの骨の先端が手の甲側に折れることが多く、手の先がフォークのような形で屈折して腫れます。
手首を骨折した場合の応急処置は、副木をして手関節を固定し、三角巾で首から吊り下げて固定しましょう。
出来る限り自分で動かすことはせず、しばらくの間はとにかく安静にする事が必要です。腫れや痛みがある場合は消炎鎮痛剤を使用して対応します。骨折の治療は基本的に自然に回復するのを待ちます。その後は医師の診断を受けて適切な治療を受けて下さい。
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